2005年09月28日

今日のDVD『炎のランナー』★★★☆☆

ヴァンゲリスの印象的な音楽が記憶に残る、アカデミー賞受賞名作。

地味な話と題材ではあります。
また、同時に、その描き方、風俗などは、いかにも英国的、
映画でもあります。

原題は、『炎の戦車』(Chariots of Fire)です。

1940年代のオリンピックに出場したふたりの英国人ランナー
ひとりは反ユダヤ主義に反発して競技に打ち込むユダヤ人青年。
もうひとりは、走ることが神の存在を感じるキリスト教宣教師の青年。

走るという競技に、ふたりの、異なる思いを乗せて、神聖かつ、人類の
根源にも迫る、荘厳なイマジネーションを、すばらしい音楽と、
スローモーションを多用した映像で、観客の印象に残ります。

あらすじはコチラ

ところで、この「炎の戦車」の物語は、旧約聖書「列王記」にあります。

シリア王がユダヤ人預言者エリシャに腹をたて、彼を捕らるために、
大軍隊を送り出し、エリシャの従者が朝目覚めると、町は馬と戦車を引き連れた
シリアの大軍に取り囲まれていました。

従者はエリシャのもとに駆けつけて、「ご主人様、どうすればいいのでしょう」と
言います。エリシャは「おそれることはない。われわれには、敵より遙かに
多くの味方がいる」と言います。

これを聞いた従者は、バカバカしい、と思います。すると、エリシャは、
「主よ、この男の目を開かせ、それを見せたまえ」と言います。

すると、主が従者の目を開き、従者の目に映ったのは、エリシャを取り囲む
山々に所狭しと居並んだ炎の馬と炎の戦車であった・・・。

これが、旧約聖書の物語です。これをもとに、英国の詩人
ウィリアム・ブレイクが詩『エルサレム』を詠み、映画の題名
はこれからとったそうです。

これと映画との関係は・・・やめときましょう。

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posted by 佐倉ごるふ at 11:50| 東京 霧| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月26日

今日のDVD『グリーンマイル』★★★☆☆

個人的には、『ショーシャンクの空に』のほうが、数段、カタスシスを
感じるのですが、世間では、この映画、評判いいようです。

お話が、あまりにも、ファンタスティックに走りすぎているきらいが
あるような気がして、ちょっと、ワタシは感情移入度が、そんなに
高くない一品です。

新潮文庫では、かなり長い話のようですが(読んだことはありません)、
いじわるな見方をすると、「フランク・ダラボン監督が、前作で成功した、
S・キングを原作にして、儲かったお金で、映画会社の重役から、さらに
同じ路線でヒット映画を、というプレッシャの下、スター、トム・ハンクスを
起用して、オスカー狙いの映画を・・」っていう見方もできます。

かなり、いじわるすぎる見方でしょうか。

フランク・ダラボンが、もともと、こういうファンタスティックなヒューマン
ドラマがすきだったから、という見方もできますね。

なぜかは、自分でもわかりませんが、ショーシャンクの出来映えのよさと、
お話のよさと比べてしまいますけどね、この「グリーンマイル」は、ラストの
ミスター・ジングルズが、半分永遠の命をもって、未だに生きながらえている・・
という、くだりも、そんなに「泣く」というほどのカタルシスもなかったです。

トム・ハンクスとかではなく、もっと無名の、光る役者陣で演出して、モノクロ
で撮影するとか・・そんな感じでいったほうが、かえって、郷愁を誘い、
神秘な感じもでたのではないかと・・・。

要するに、いい映画、感動作品ではありますけど、何か物足りない感じがする、
そんな勝手なことを言ってしまった、映画でした。

あらすじはコチラ

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posted by 佐倉ごるふ at 16:16| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のDVD『大脱走』★★★★☆

もう・・今さら・・紹介も解説も不要の、ジョン・スタージェス監督、
オールスターキャストによる、ドイツ軍収容所の大脱走劇の超大作。

スティーブ・マックイーン
リチャード・アッテンボロー(ミスターX!!!)
ジェームズ・コバーン
ジェームズ・ガーナー
チャールズ・ブロンソン
ドナルド・プレゼンス・・・・

今では、絶対に制作できない、スターの競演と、その壮大な
ストーリー。個人個人が個性豊かに、リアルに描写されて、悲惨な
話も、ドイツ軍とのかけひきと、連合軍捕虜の執念、反骨精神をも
描写した、傑作娯楽映画です。

そうなんです。物語は、第二次大戦でのドイツ軍の捕虜収容所から
脱走するお話ですから、悲惨さ、悲しさ、むごらたしさがあってしかる
べきなんですが、しかし、この映画の実はすごいところは、
「どんな目にあっても、めげずに、前向きに」という、その反骨魂を
明るく、高らかに歌い上げているところにあります。

だから、TVの再放送でも、何度でも、鑑賞に堪える、有名な映画の
一つに、永遠に名を残すことができました。

昔は、年末年始に、『忠臣蔵』とならんで、よくTV放映されたものです。
(古いなあ〜)

あらすじを知りたいですかあ?

音楽はあまりにも有名。スティーブ・マックイーンが、単車で逃走する
草原のシーンもあまりにも有名。

結局、スイス国境を越えて、逃げおおせるのは誰なのか・・・。

ラストは、再び捕虜となったマックイーンが、独房で一人キャッチボールを
するシーンで終わるという、「希望をすててはいけない」という
ダイ・ハードな「やつら」への賛歌で終わります。

だから、脱走ができても、ほとんどが、ゲシュタポなんかに見つかって
死んでしまった、悲しい結末も、このラストのおかげで、希望に満ちた
名作となりました。

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posted by 佐倉ごるふ at 15:52| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のDVD『復讐するは我にあり』★★★★☆

名匠、今村昌平が、
佐木隆三の実話ノンフィクション(直木賞)
を下敷きに、緒形拳の鬼気迫る
エネルギーを最大に活かして作り上げた、日本映画の傑作です。

五人を殺害し、生涯、
詐欺と女性関係を繰り返した主人公(緒形拳)の
生いたちから死刑執行までを辿る、力作です。

三國連太郎、ミヤコ蝶々、倍賞美津子、小川真由美などの
ベテラン揃い。

内田吐夢『飢餓海峡』とは、またひと味違った、人間のドロドロした
業の深さ、殺人鬼と言われた男の物語です。

この映画をみると、最近のダルイ(失礼)、緒形拳を見直します。
彼のどす黒い顔と、ギエラギラ光る目は、映画を観たら、忘れられなくなることでしょう。
印象的です。

今進行中の物語に、彼の過去の罪状の数々が重ね合わされていく構成で、
特に、品行方正な父親との心理的な葛藤がダイナミックに描かれています。

あらすじはコチラ


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posted by 佐倉ごるふ at 12:10| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のDVD『ニードフル・シングス』★★★☆☆

キング原作映画としては、よくできているほうだと思います。

俳優が、エド・ハリス、マックス・フォン・シドー(悪魔の店主ですな)と
豪華(って二人だけが有名なんですけど)。

じわじわとわき上がってきる、街の群衆心理を、よく描いていて、ラストの
カタストロフも盛り上がります。

ある日、架空の町、キャッスル・ロックにやってきて、
町の人を魅了する、不思議なアンティークを売る店を開いた
謎の老人によって、町の住人と町全体に、次々と災厄がもたらされます。

化け物じみた演出は登場しませんが、どうみても、謎の老人は、悪魔の化身。

エド・ハリスが、最後まで孤軍奮闘し、町の住人の目を覚まさせるという役回り。
妻役に、「ダイ・ハード」で、ウイリスの奥様を演じた、ボニー・ベデリアが出演して
います。

あらすじはコチラ


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posted by 佐倉ごるふ at 09:30| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のDVD『ペット・セメタリー』★★★☆☆

S・キング原作の映画化としては、凡庸な内容、演出です。
まさに、キング原作に、おんぶにだっこなホラー映画。

安っぽい演出と、いただけない恐怖の雰囲気を演出。
一度観たら、忘れてしまうような、そんな映画

小説のほうは、古典恐怖小説を現代に焼き直す、という、キングの
いつもの手法で、物語としては秀逸。

おそらく下敷きにしているのは、古典小説『猿の手』か何か・・。
まあ、小説の話はおいておいて。

映画としては、この後、続編が作られたようですが、佐倉ごるふ、は
観ていません。・・・機会があったらね。

クライマックスで、坊やがよみがえってくるところは、もう、
あれですね・・『チャイルド・プレイ』の二番煎じというか、お金も手間も
かかっていない・・そんな映画です。

小説読むよりてっとり早いので、観てもいいかとは思いますが、絶対か?と
いうと、まあ、暇な人はどうぞって感じです。

なんか、脚本は、キング自身が書いたようですけど・・・。

あらすじはコチラ

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posted by 佐倉ごるふ at 09:20| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のDVD『ブロークン・アロー』★★★★☆

とにかく、トラボルタの悪役が、かっこよすぎます。
クリスチャン・スレイターの善人が際だちます。

この映画で、ワタシは、初めて、核爆発の電磁波の脅威と驚異を知りました。
米国がやっている、地下核実験って、こういう感じなんですね。恐ろしい。

題名のブロークン・アローとは、核爆弾が行方不明になったことを
指します。この映画の中で、武装した軍隊が、行方不明になったステルス機と
核爆弾を捜査しに、砂漠の渓谷へ入っていく際に、この言葉が使われます。

ジョン・ウーにしては、結構現実味のあるストーリー

核爆弾を巡って、トラボルタ扮する「イケテル空軍パイロット」と
いつも、彼に負けているパイロットのスレイターの、追いつ、追われつの攻防が
見物。

ラストは、地下核シェルター後に、追いつめられた主人公たち(トラボルタに
盗まれたステルス機から脱出したスレイターと、彼を発見する国立公園の
女性管理官サマンサ・マシスの二人)の脱出と、
核爆弾の奪還を描きます。

冒頭のステルス機を奪うシーンもVFXながら迫力満点で、その後の盛り上がりを
大いに期待させます。はじめから、終わりまで、気を抜けない、よくできた
ウー監督の本領発揮の、チェイスアクションです。

あらすじはコチラ

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posted by 佐倉ごるふ at 09:08| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月25日

今日のDVD『ジョー・ブラックをよろしく』★★★★☆

3時間近くに及ぶ長丁場の映画ですが、そんなに、超大作というわけでもない。
でも、なんとなく、大きな人間ドラマを見たような、そんな荘厳な気分
にさせてくれる、秀作です。

この頃のブラッド・ピットは、絶好調にいい男です。
アンソニー・ホプキンスも、ある意味主役ではありますけど、
ブラピの存在感にはかないません。

この映画は、ブラピと、ホピキンスの愛する娘、スーザン(クレア・フォラーニ)
の、愛の物語です。

コーヒーショップで偶然であった二人は、ブラピが、名残惜しく分かれる、
その直後、無残にも、映画の冒頭でクルマにはねられ、この世からおさらば。

その世、死神が彼の肉体を借りて、アンソニー・ホプキンス演じる、大会社の社長
の死期を告げるために、現世に現れます・・・。

ファンタジーといえば、そうなんですが、演出はにくいほど、大人向けで
シックな演出。騒がしい場面も、クライマックスというところも特別に用意は
されていませんが、その、説明をはぶいた、なんとなくの雰囲気の連続が、
観客をドキドキさせ、ラストの分かれのシーンの美しさ、荘厳さが最高潮に生きてきます。

ラスト、二人が橋の向こうへ去ると同時に、橋の向こうから現れる、ブラピ。
彼と彼女の、「初めての出会い」の始まり・・・。

観客は、物語のすべてを知っているからこそ、涙し、感動できます。
そんなにくい構成と演出で、静かな、良心的な映画ができあがりました。

とにかく、かっこいい!!!ブラピなら、この映画です。
お奨め。

あらすじはコチラ

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posted by 佐倉ごるふ at 19:46| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月22日

今日のDVD『鬼畜』★★★★☆

「鬼畜」とは・・けだものにも、劣る、そんな奴のこと・・。

『砂の器』と同じく、野村芳太郎が、松本清張の同名小説を映画化
した、大作ではありませんが、人間の愚かさ、オトナの身勝手さを
描いた、今の時代だからこそ、多くの人に観てもらいたい、業の深い
ドラマです。脚本は、黒沢組の井手雅人が担当しています。

この映画は、緊張感たっぷりと、気の弱い夫が、めかけに
生ませたかどうか、そんなに自信もないけど、押しつけられた
3人の子供を、どう始末するか・・そんな鬼畜な行いを、
捨てられた(殺されかけた)幼いどもが、警察で嘘を言って
助けてくれる、そんなラストで、自分の行いの罪の深さに
号泣する・・観客は、オトナでしょうから、この亭主とか、
嫁に感情移入して物語りを見つめていくわけですが、ラストで
そのオトナの身勝手さ、鬼畜さ、を自分だったら、とあてはめて、
つい、自分も涙してしまう、という、そういう、仕掛けになっています。

町でひっそりと印刷工場を営む、緒形拳岩下志麻の夫婦。
この夫婦は、気の弱い亭主と、勝ち気な嫁という夫婦です。
しかし、工場はそんなに儲かっておらず、自転車操業状態。

そんなある日、唐突に、小川真由美扮する、お目かけさんが、
3人の子供(一人は乳飲み子)をつれて、「あんたの子供」と
言い張って乗り込んできます・・・。

この子供をどう処分するのか・・・。
そういうことが、ケモノにも劣る、人間がしてはイケナイ、罪なのです。
これが鬼畜の行為。

あらすじはコチラ

しっかし、緒形拳はすごい・・。今でもすごいけど・・・。

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posted by 佐倉ごるふ at 16:27| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のDVD『砂の器』★★★★☆

言わずとしれた、松本清張の国民的ベストセラーを、
さらに、名匠と名優が映画化し、大ヒットとなった、日本映画
の金字塔です。

野村芳太郎が監督、脚本を黒沢組の、橋本忍と、山田洋次が担当し、
役者を、丹波哲郎、森田健作、加藤剛、加藤嘉、島田陽子、山口果林、
緒形拳、佐分利信、内藤武敏、笠智衆、春川ますみ、渥美清、菅井きん・・・

「ある世代」以上の方には「おお」っていう感じの、名優揃いで、
今では、もうこういう日本の気骨のある役者をそろえることは不可能な、
布陣で、完全映画化に挑みました。

日本の美しい四季のロケハンに、スタッフは大変な手間をかけた、と
聞いたことがあります。それほど、四季の風景が美しい、日本映画でしか
できない、そんな映画でもあります。

さらに、映画中、成功し名声を得た主人公が演奏会の指揮を執る
楽曲は、その名も『宿命』で、あの、芥川也寸志が作曲。

・・『宿命』『亀田』・・・こんなキーワードとともに、
日本の様々な四季を美しくも悲しく描き出し、過去の事実を、
流れるような、せりふのない、映像で映しだした、観客の涙と感動を呼ぶ、
日本映画の傑作の一つです。

この映画も、何度観ても、泣けます・・特に、子供のころ、さる病に冒され、
日本を乞食同然に放ろうする、その親子の姿は、ポスターにもなり、
あまりにも有名です。

あらすじはコチラ

フジの『白い巨塔』のヒットと成功を横目でみた、
TBSが、これを、SMAPの中井主演で、連続ドラマ放送してましたが、
ワタシは、ほとんどみていませんでした。

この映画をみた人は・・・ちょっとね・・・ブツブツ・・

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posted by 佐倉ごるふ at 16:10| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のDVD『飢餓海峡』★★★★☆

日本映画の傑作『宮本武蔵』シリーズの
名匠、内田吐夢が監督、水上勉の同名小説を原作に、そのもてるエネルギーと心血を
注いだ、畢竟の超大作です。3時間くらいあります。

「だるい」映画が蔓延する昨今、こういうドクドクしいエネルギーをもった
迫力と、気合いに満ちた、良質な日本映画を観ることは、
生きていく上で、人生の大事な時間を過ごすことになること、請け合います。
ホント。

どんな映画を観るのも、その人の勝手ですが、もし、貴重な時間を使って
名作を観て、人生、人間の業、罪と罰、深い人間ドラマ・・それを
求めている方は、ぜひご覧あれ。・・

1946年、日本の災害史に残る、
青函連絡船(洞爺丸)が台風で沈没した事故を物語の背景にふまえています。

お話は、収容された遺体の数が、乗船名簿よりも多いことにたんを発します。

伴淳三郎扮するベテラン刑事は、転覆のどさくさで起きた殺人事件との関係を
疑問に思い、生涯をかけた執念の捜査を続けていきます。

そして十数年後、成功し、成金となり、名声をも得た、三國連太郎扮する真犯人は
事件当時、出会った左幸子扮する、遊女と偶然再会してしまいます・・・。

人間がなせる悪行と、それを許した、戦後の混乱時期の日本という社会。
それと戦後復興を経て反映していく様と、主人公の生き方、忘れてきた
大事なものを、重ねて描きあげていきます。

この映画を改めて観ると、ほんと、近年の映画は・・そういうこと言うから、
オヤジは・・って言われる・・・・。

後年、何度も、TVドラマ化されましたが、やはり、この映画とは出来映えの
レベルが違うというか・・。


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posted by 佐倉ごるふ at 15:53| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のDVD『死刑台のエレベーター』★★★★☆

映画の歴史とか、の本には、必ず出てくる、仏国・ルイ・マル畢竟の名作。

なに?ルイ・マルが25歳のときの映画だって?・・こんなの、書いている場合
ではない・・・・。

それはさておき。

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若きモーリス・ロネとジャンヌ・モローが主人公アベックを演じます。
彼らには、子細に練った、ある計画が・・しかし、偶然のいたずら、彼らの
もくろみは大きくくるって・・・。

タイトルは、ラストのどんでん返しのことを指していますので、
ストーリーの詳細はやめておきます。

当然、モノクロですが、なんと、音楽は、マイルスデイヴィスでございます。
これも、あまりにも有名なお話。

あらすじはコチラ

同時進行する「2つの物語」を、最後に結末させる、という手法。
ドキュメンタリータッチと、かわいた音楽で、スリルをもり立てます。

なんで、「死刑台のエレベーター」かっていうと・・「エレベーターが死刑台」っていう・・

今観ても、退屈しない、独創的なストーリーと、映像感覚で、惹きつけます。

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posted by 佐倉ごるふ at 15:06| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のDVD『ニュー・シネマ・パラダイス』★★★★☆

えらいのを・・忘れていました・・。

今さら、この映画について書くこともないですね。
近年のイタリア映画、名画中の名画、「CINEMA PARADISO」です。

何回でも観ることができます。観るたびに、大泣きできます。
疲れた週末は、家に帰って、一人になって、この映画を見て、
大いに泣きましょう!!それが、ストレス解消です。
この映画は、そのためにあると言ってもいいくらい(コラコラ・・

個人的には、やはり、音楽です。エンニオ・モリコーネの畢竟の名曲。
サウンドトラックCDを買って、寝ながら聞いていた時期もありました。
(センチなの?)

DVDは、劇場(っても、銀座シネ・スイッチでの、単館上映・・だったかなあ)
公開版と違って、シーンが多く挿入され、話としては、説明部分が多くなって
います。でも、その出来映えの本質には、なんら変わりはない、と思います。

まあ、いまさら、
あらすじもないですが、一応、コチラです


まだ観たことがない人は、幸せですね。
だって、これから初めてみることになるのですから。
なんて、うらやましい!


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posted by 佐倉ごるふ at 14:44| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のDVD『ナイト・フライヤー』★★★★☆

「ナイトフライヤー」って、競馬馬いますけど、ぜんぜん、関係ないです。

今まで観た映画の中で、1,2位を(ワタシの中で)あらそうほど「身の毛もよだつ」
恐怖を味わえる、S・キング原作のモダンホラー式、吸血鬼映画です。

最初のほうは、たいしたことない、というか、別にふつうの映画なんです、コレ。
でも、主人公の三文新聞記者が、怪死事件を追っかけるうちに、徐々にあきらかに
なる、謎のセスナ機。

そのセスナ機には、現在のバンパイヤが棺桶とともに移動するための
地獄の運搬機でありました・・・。

中盤からラストにかけて、そのセスナ機が降り立った空港。
その空港には、吸血鬼が殺した屍が山のように、いたるところに。
主人公は、やがて、恐ろしい、地獄の幻覚をみるようになり、気がつくと、
彼が、オノを振り回し、空港の人々に襲いかかって・・・・。

とにかく、何が怖いって、空港での、「あれ?誰もいないのかな?」と思うと、
血の海で、死体が山のようにあったり、それは、やすいお化け屋敷なんかより、
200%恐ろしいシーンが出てきます・・・・。

怖いものみたさ、が好きな方に超お奨め。
「その」セスナ機の中を覗くシーンにも注目です!

さらに、どんでん返しもあって、「ううん」とうなること、間違いありません。

あらすじはコチラ


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posted by 佐倉ごるふ at 14:26| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のDVD『デッドゾーン』★★★☆☆

D・クローネンバーグ監督で、S・キング原作を下敷きにした、
予知能力をもってしまった男の不幸を描きます。

クローネンバーグにしては、原作があったせいか、グロテスクさ
は押さえられ、サスペンスタッチの良質で、悲しい物語になっています。
ま、テーマは異常だけど、映画は正常な、という意味です。

交通事故のために超能力をもつようになった男が、
世界が破滅する危機を阻止しようと必死になるという、ある種、異常なお話し。
S・キングですから、ふつうのドラマなわけがない・・・。

クリストファー・ウォーケン演じる主人公の男は、交通事故で永く昏睡状態に。
数年して覚醒した彼には、人の過去を透視し、さらに、
未来を予知できる不思議な能力が。

結末は、それまでの話が複雑に混じり合って、特殊な能力を持つ男の悲しい
不幸な結末と、どんでん返しのラストで、観客を驚嘆させます。

演出やイメージは、まあ、オーソドックスで、ふつうですが、
おそらく、ストーリーとしてこういうお話は、
好む方も多いのではないでしょうか。
そんなにお金かけなくても、おもしろい映画はできる、というような作品です。

あらすじはコチラ


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posted by 佐倉ごるふ at 14:14| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のDVD『戦慄の絆』★★★☆☆

グロテスクな作風で知られる、カナダのカルト(?)監督、
デビッド・クローネンバーグ作品です。

主役は、双子の外科医、これを、ジェレミー・アイアンズが、二役で
正確の違う外科医を演じます。
なつかしや、ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド。

日本での公開時は、新宿、シネマ・スクエア東急での単館上映。

あらすじはコチラ

とくに、手術道具のデザインが、実際の道具はよくは知りませんが、
なんとも「生き物」のようで、グロテスクなところが見所。

見た目は同じ双子でも、正確も考え方も違う二人が、やがて、同一化していくという、
悪夢のような、観賞後の後味の悪い、でも、好きな人は熱狂的にすきかもね、
という、深夜劇場的な作品です。

クロネンバーグは、こういうのばっかりなのかあ?


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posted by 佐倉ごるふ at 14:04| 東京 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のDVD『ワーキング・ガール』★★★☆☆

ハリソン・フォードで思い出した・・・。

この映画は、大都会に生きる女性の、仕事と恋を描いたもので、
今の「ブリジットジョーンズ」「アリー My Love(「アリー・マックビール」)」
「セックス・アンド・ザ・シティ」などの先駆けとも言えます。

主人公は、ちょっと太めですが、アメリカ人は好みなんでしょうか、
メラニー・グリフィス。彼女の恋人兼、シガニー・ウイーバー扮する
女性キャリアウーマン重役の彼氏でもある役に、ハリソン・フォード。
監督は、才人、マイク・ニコルズによる、ヒット映画です。

大都会、ニューヨーク証券会社に勤務する主人公は、やがていつかは、
シガニー・ウイーバー演じる女性重役のようになりたい、上昇志向の強い
キャリアウーマン。
彼女が、いかにして、学歴でなく、実力で合併プロジェクトを受注するに
いたったか・・それと、どうやって、彼氏を手に入れたか・・という、
なんとも、ドリーミングなお話。

軽妙なタッチで、都会的センスあふれる、主題歌も大ヒットした都会派サクセス・ストーリー
で、観ていて、つい「がんばれ!主人公!」式の
おしゃれなドラマです。

お試しあれ!

あらすじはコチラ


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posted by 佐倉ごるふ at 13:45| 東京 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のDVD『ブレード・ランナー』★★★★★

名匠、リドリー・スコットが、その後のSF映画の潮流を変える
ことにもなる、独自の美学と、鮮烈な映像、音楽(ヴァンゲリス)で
時代を画した名作です。

この映画の見所は、美術セット、近未来のLA市街、未来的デザインの
ビークル、そして、ヴァンゲリスの見事な音楽です。それまでの
SF映画の常識を覆しました。

さんざん言われつくしていますが、原作は、「生前からイッテしまっていた」
奇才、フィリップ・K・ディックの
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」。この映画の前、ディック原作では、
『スキャナーズ』デビッド・クローネンバーグ
(小説は「暗闇のスキャナーズ」サンリオ文庫、絶版)が
ありました。

この映画以降は、ディック原作映画が続々と制作されています。
思いつくだけでも、『トータル・リコール』ポール・ヴァーホーヴェン監督
(「記憶売ります」)、
『マイノリティ・リポート』スピルバーグ監督(原題同じ)、
『ペイ・チェック消された記憶』ジョン・ウー監督(原作不明)、
『バルジョーでいこう!』ジェローム・ボワヴァン監督
(「戦争が終わり、世界の終わりが始まった」)などなど。

本人は若くしてドラッグと神経症、妄想癖で死んでしまいましたが、小説は、今の
時代にマッチするんでしょうか。

それはさておき・・・。

とにかく、この映画は、音楽に助けられている部分が大です。
それから、近未来を、美しく清潔な世界、という大前提で描いてきた
従来のSF映画の暗黙の了解を覆し、歌舞伎町とか、NYの街を思わせる、
かなり猥雑で、きたなく、生活感あふれる未来都市に仕立て上げたところ
が斬新です。

さらに、ガジェットを、あたかも、観客に対して、説明なしに、そこに
あることがあたり前のように登場させ(これは、ディック小説もそうなんですが)、
リアリティを持たせることも可能にしました。

「強力ワカモト」の電子看板の印象も鮮烈。日本語の会話もなされる雑踏で、
あきらかに、異民族、人間とアンドロイドも入り乱れて、区別がつかない、と
いう、相当にこりにこった世界を構築。

その世界で、物語を進めるという、ふつうの人には、できない才能のなせる技を
展開します。ビークル含めて、街のデザインは、シド・ミード、著名な美術工芸
デザイナーを起用し、絵コンテを膨大に制作して、撮影に取り組みました。

主人公、デカッードに扮するのは、ハリソン・フォード。
スターウオーズのハン・ソロのイメージを一新。髪を短髪に刈り上げ、渋い
シャツに、ロングコートで、不潔な近未来のLAを、アンドロイド捜査の刑事と
して生きていきます。近未来のLAは、スモッグのため、昼でも夜のように暗く、
酸性雨がいつも降っているという設定。なので、いつも雨の夜です。

アンドロイドには、ルトガー・ハウアー、ダリル・ハンナ。
アンドロイドを生産するタイレル・コーポレーション社長の秘書アンドロイド
レイチェル役には、驚くほど美形(だった)ショーン・ヤング。

その他、デカードが、真相を究明するために、酒場でヘビを操る、人間とも
アンドロイドともつかない美人ダンサー、ガジェット人形を作り続けるヲタク・・
枚挙にいとまがないほど、数々の登場人物、汚いアパート、屋根裏など
ドラマの舞台をいくつも用意し、ラストの、ルトガー・ハウアーとの一騎打ち
シーケンスに突入していきます。最後に青空がでてきます。・・・

とにもかくにも、この DVDは、レンタルではなくて、Buyして、何回もの
鑑賞に堪えられる、好きな人は大好きな、ある種「カルト」映画でもあります。

あらすじはコチラ

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posted by 佐倉ごるふ at 13:16| 東京 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のDVD『ダイ・ハード・3部作』★★★☆☆

はっきりいって、第一作は、★4.5。二作目は、マクティアナン監督では
ないですが、ちょっと凡庸なアクション映画になってしまって、
残念賞で、★3つ。3作目は、1,2作の亜流、または、ダイ・ハードを
越える娯楽映画も続々公開されてしまい、監督、結構、頭をひねって
アイデアを出しましたが、間延びした映画になって、ちょっと残念賞で、
3作目は、★3.5・・・・そんな感じの、3部作です。

あえて「トリロジー」ってこともないでしょう、別に物語りが
3作で完結しているわけでもないので。

なんといっても、衝撃は、1作目です。この映画で、ブルース・ウイリスもスターダムに
のし上がりました。マクティアナンも。

NY市警の警部補、ジョン・マクレーンが、いつも、偶然、大事件に巻き込まれ、
殺されても死なないで(ダイ・ハード)、ど根性で、血を吐きながら、解決する、
という、まあ、ヒーローものではありますが、テロリストという設定を取り入れ、
妙にリアリティのある、設定が、観客を引き寄せます。

1作目は、クリスマスの日に、日本の商社の高層タワービル(ナカトミビル、という
当時の日本経済バブルを彷彿とさせる、リアルな設定)が、テロリストに
のっとられ、たまたまその中に、彼の奥さんがいたばっかりに、
奥さんもろとも、みんなを救出するハメに。

テロリストの首謀者は、英国俳優のアラン・リックマンが扮します。
彼は、ふつうの映画に出ても、本当はインテリらしいですが、悪人顔で損してますな。
アラン・リックマン、結局、ビルから落ちてしまうんですけどね(いっちゃった・・)。

見所はたくさんあるんですが、ワタシが一番好きなのは、ビルの屋上で、ビル爆破を
知って、近づくFBIヘリに発砲し、逆にFBIから犯人扱いされて、マシンガンで撃たれる
あたり。この後、ビル屋上が爆発し、ジョン・マクレーンはからくも、逃げおおせますが、
そのアイデアも、かなり、アクション、スリル満点。

娯楽大作としては、全編、緊迫感と、あっと驚く仕掛け満載で、超ド級、エンタテインメント
であることは間違いありません。

「ダイ・ハード」のあらすじはコチラ

2作目は、舞台は雪に覆われた空港です。
監督は、マクティアナンではなく、レニー・ハーリン(「ディープ・ブルー」
「ロング・キス・グッドナイト
「カットスロート・アイランド」巨大女ジーナ・デイヴィスの夫ですな)です。

なぜ、監督が交代したのは、ワタシは知りませんが。

2作目は、空港に閉じられたせいか、話の展開が、1作と比較すると、
ちょっと、苦しい感じです。
でも、ビルのときもそうでしたが、主人公は必ず、攻略する建物
の設計図とかを手にいれて、テロリストの裏をかく、という行動にでます。
これは、軍事行動の定石なんでしょうかねえ。

「ダイ・ハード2」
のあらすじはコチラ


3作目は、再び、マクティアナン監督、さらに、テロリスト(というか、連邦準備銀行
の金塊強奪の泥棒一味)の首謀者に、ジェレミー・アイアンズを迎えます。
ジェレミー・アイアンズ、この人、神経質なちょっとワル、やると、大変
じょうずですね。でも、ワタシのイメージでは、「戦慄の絆」の双子の医者の役
が鮮烈に頭に焼き付いて、この人みると、思い出すんですよねえ。

さらに、ジョン・マクレーンの補佐?というか、偶然巻き込まれた相棒に、
サミュエル・エル・ジャクソン、という布陣で、キャストは万全の体制を引きました。

今回は、街が部隊です。カーチェイスあり、地下鉄あり(地下鉄駅爆破!!)、
大型ダンプカーでの、地下道の逃走と追跡、ラストでは、高い鉄橋から港の船へ・・・
「スピード」じゃないんだから、そんなに乗り物を出さなくてもねえ・・って思います
けど。

こった仕掛けと設定、さらに、CGじゃない、実物の乗り物と街をフルに使って、
金塊強奪アクション超大作を制作しました。

3作目は、個人的に嫌いじゃないですが、ちょっと、1作目がビル内部と周辺に
限って、話と緊張感が凝縮されていたのに対して、3作目は、場所とストーリー
が散漫になっちゃったかな・・そんな感じです。

4作目は・・作らないのかなあ・・ブルース・ウイリス次第かなあ・・・。

「ダイ・ハード3」のあらすじはコチラ

dvd-die-hard-1.jpgダイ・ハード

dvd-die-hard-2.jpgダイ・ハード2

dvd-die-hard-3.jpgダイ・ハード3
posted by 佐倉ごるふ at 12:27| 東京 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日のDVD『グラディエーター』★★★★☆

名匠、リドリー・スコットによって、ハリウッドに
「歴史劇」「古代歴史劇」のスペクタクル映画製作を
よみがえらせた、「ベン・ハー」「クレオパトラ」以来の
記念碑的傑作です。

この映画によって、ラッセル・クロウはスターダムにのし上がり、
後に、「ビューティフル・マインド」でオスカーを手中にし、
ハリウッドでの地位を不動にしました。

また、ホアキン・フェニックスも、本作品でメジャーの仲間入りを果たします。

この映画は、勇猛果敢な主人公の将軍が、策略により
一家を殺され、奴隷並の数奇で過酷な運命を乗り越え、
その復讐を、ローマ帝国の群衆市民が見守る「闘技場」で果たす、という
おおまかに言えば、そういうストーリーで、公開当時は、
「歴史劇スペクタクル」の再来と、喝采と賞賛で迎えられると同時に、
ストーリーがにているところから、「ベン・ハー」をも、記憶によみがえらせると
いう、ハリウッドにとっては、救世主の役割を果たしました。

昔、ハリウッドで、歴史劇の超大作を制作するには、特撮技術の制約から
膨大な制作費を必要としましたが、現代では、VFX、CGの驚異的な進歩
により、膨大な制作費で、巨大なセットを構築しなくても、ブルースクリーン
マットペイント、CGを駆使すれば、スペクタタキュラーなシーンを創造する
ことが可能になりました。

それを実証して魅せたのが、この映画のすごいところでもあります。

リドリー・スコットという監督の、ダイナミックなシーン展開と、同時に
繊細な演出とシーン創造という、緩急自在なビジュアリストによって、
ローマ帝国時代を背景にした、人間ドラマが、現代によみがえりました。

ところで、公開当時、英国出張をしたことがあるのですが、まだ、
日本では未公開で、騒がれる前、大英博物館を見学に行きました(無料なので)。
その大英博物館で、「グラディエーター展」をやってましたが、
ワタシは、この映画の存在を知りませんでした。

んでもって、なんとなく、ポスターや展示内容の説明から、古代ローマ
関係だな、とは思いましたが、まさか、映画とのコラボとは知りませんでした。
結局は、有料展示でしたので、みなかったわけですけどね。

そんなこんなで、この映画は、最近の「ロード・オブ・ザ・リング」「トロイ」
など、後続のスペクタクル映画に先べんをつけた、名作です。

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posted by 佐倉ごるふ at 12:00| 東京 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする